未経験からエンジニア4

IT関連

今回も新入社員研修でのことを書いていこうと思います。

新入社員研修は下記日程で行われました。

  • 合宿研修(1週間)
  • アルゴリズム研修(約2週間)
  • SQL研修(約2週間)
  • Java基礎研修(約2週間)←前回ここ!
  • Java応用研修(約2週間)←今回はここの途中まで!
  • システム開発研修(約1か月)

前回の続きになりますので、ぜひ前回も見てください♪

未経験からエンジニア3←前回です♪)

今回の研修ではプログラミングの他に業務では当たり前に使用する

設計書系等の研修もありました!

設計書はプロジェクトを進める上で必須になるので

エンジニアを目指している方は、ぜひ参考にしてください♪

それでは本編ですヾ(*´・∀・)ノ

Java応用研修

この研修からは、実際にJavaを使用して画面・裏側の処理・DBアクセス等の
これまでの研修で学んだことを使用して実際に動作する画面を作ります!

前述しました通りここからはプログラミングだけでなく資料系(設計書等)の作成も行います。
具体的にどんな資料を作成したかというと

  • コーディング規約
  • UML
  • 基本設計書
  • 詳細設計書
  • 単体試験仕様書
  • 結合試験仕様書

それぞれざっくりと説明していきます。

コーディング規約

コーディング規約とは、コーディング(プログラムを作成)する際のルールです。
言語ごとの特有のルールというよりは、会社やプロジェクトで決める独自のルールです。

例を挙げますと、

  1. プログラムないで使用するタブ文字は半角スペース4文字にする
  2. 処理には説明コメントつける
  3. 処理の命名規則
  4. 画面等の標準的な作り方

順番に説明します。

1.はそのままの通り、タブを入力した際は半角スペース4文字とするというルールです。
エディター設定でタブを入力した際は半角スペース4文字に設定しておくと解決します

2.は処理の先頭に処理概要、引数、戻り値、作成者等を
コメントとして書きましょうというルールです。
また、処理の中で複雑な個所などにもコメントを書きましょうというルールです。
※後者はプログラマーによってバラバラになりがちです

3.は処理の名前に統一性をもたせましょうというルールです。
例えば、チェックを行う処理であれば、先頭に「check」と付け
取得する処理であれば、先頭に「get」と付けましょうと
あらかじめ決めておきましょうということです。

4.は各画面で作り方がバラバラにならないように統一しましょうというルールです。

UML

UMLとはUnified Modeling Languageの略で
統一モデリング言語と呼ばれています。
クラス・インスタンス・インターフェースなどの静的な関係を表現したものです。

システムを図で表現して分かりやすくしたものと思ってもらえればいいと思います。
UMLには色々な図があるのですが、研修で主に取り扱ったのは下記です。

  1. クラス図
  2. シーケンス図

クラス図

クラス図の例

クラス図とは、オブジェクト指向の考え方の一つでオブジェクトの設計書です。
クラスの属性クラスとクラスの関係を図にしたものです。
※詳しい説明は別の記事でします♪

シーケンス図

シーケンス図の例

シーケンス図とはプログラムの処理順序・概要を現した図です。

基本設計書

基本設計書とは、システムの概要等をまとめた資料(設計書)です。
機能ごとに分かれていることが多いです。
例)検索画面、登録画面など

プログラマーに向けた資料というよりは、お客様向けの資料です。
概要なので、ざっくりとシステムの説明が記載されています。

詳細設計書

詳細設計書とはシステムの詳しい処理仕様を記載した資料(設計書)です。
基本設計書と同じく機能ごとに分かれていることが多いです。

基本設計書とは違い、お客様向けではなく
プログラマー向けの資料です。

プログラマーがコーディングできるように
処理が細かく記載されており、基本的には詳細設計書通りに
コーディングすれば、システムが完成します。

会社や案件によって設計書の粒度はバラバラですが
処理の名前やオブジェクトの名前を記載することもあります。

単体試験仕様書

単体試験仕様書とはプログラム単体での試験(テスト)を
行う単体試験の仕様書
です。
どういう試験を行うか、どういう結果になるかを記載しています。

プログラム単体とは処理ごとの単位です。
検索機能、登録機能はそれぞれ分けて単体試験を行います。

ちなみに一番バグが出やすいテストです。
単体でのテストのため、どこにバグが発生しているかが分かりやすいです。

結合試験仕様書

結合試験仕様書とはプログラムとプログラムを結合させて
試験を行う結合試験の仕様書
です。

単体試験とは違いプログラムとプログラムを結合させての
テストになります。
検索機能で検索したデータを選択すると、詳細画面が表示されるか等

単体でのバグは修正できている前提で実施しますので
結合試験では検索機能から詳細画面へ正しくデータが渡っていない等の
バグを発見することを目的としています。

まとめ

この研修はまだ続きますので、今回は一旦ここまでにしてまとめとします。

CHECK

設計書はプロジェクトを進める上で必須

CHECK

コーディング規約
⇒コーディング(プログラムを作成)する際のルール

CHECK

クラス図
⇒クラスの属性やクラスとクラスの関係を図にしたもの

CHECK

シーケンス図
⇒プログラムの処理順序・概要を現した図

CHECK

基本設計書
⇒システムの概要等をまとめた設計書
 お客様向けの資料

CHECK

詳細設計書
⇒システムの詳しい処理仕様を記載した設計書
 プログラマー向けの資料です。

CHECK

単体試験仕様書
⇒プログラム単体での試験(テスト)を行う単体試験の仕様書

CHECK

結合試験仕様書
⇒プログラムを結合させて試験を行う結合試験の仕様書

次は実際に設計書系を使用した研修について
具体的に書いていこうと思います♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました